根室は北海道でも有数のかに・えびの産地です。

根室のカニといえば花咲カニです。

国道の根室市入り口のプレートには、赤い花咲カニのイラストが書かれているほどで、カニは市民の自慢なのです。

根室市水産増殖研究所では花咲カニやホッカイシマエビの人工孵化を行っており、厳格な資源維持がなされています。

花咲カニはタラバガニの仲間ですが、親になるのに７年も要する割にサイズは小さく、茹でると真っ赤になります。赤い突起がありますが、殻は意外に柔らかく包丁やハサミで簡単に取り出せます。ジューシーで濃厚な味わが特徴です。

８月には毎年花咲カニ祭りが盛大に開催されます。ホッカイシマエビも人工孵化で生まれた稚エビは根室半島の沿岸に放流され、大切な沿岸資源を維持しており、根室市民は心待ちにしています。弊社では自社工場の茹で釜で、花咲カニを茹で上げて販売しています。

殻の中から赤い身肉を取り出し、お弁当や寿司の具にも大変好評を頂いております。